令和6年6月27日(木)、三六市民センター「いきいき健康クラブ」様のご依頼で、
今回は『在宅医療・在宅療養と介護保険』についてお話ししました。
(※まず最初に「病気や体が不自由になっても、自宅に住み続けたいと思いますか(‘ω’)ノ」とご質問をしたところ、参加者の9割の方が挙手されました)
なぜいま、在宅医療なの?と思われる方が大半で、まずは少子高齢化と医療制度改正について説明しました。
「時々入院、ほぼ在宅」「病院完結型の医療から地域完結型へ」というワードを、事例とともにお伝えし、″いまはそういう世の中になっているんだ”と理解を示されました。
しかし在宅医療を勧められても不安がつきもの!なぜ在宅療養が難しいと思うのか、その理由が①在宅医療のやり方が分からない
②家族に負担がかかる、迷惑をかけたくない ③介護者がいない(独居・子が遠方・老老世帯) ④急な時の対応が不安
⑤医師の問題 ⑥お金の不安 ⑦環境が整わない という統計を提示したところ、みなさん激しく頷かれていました。
しかしこれらの理由は医療・介護のサービスなどで解消できることが多いのです。
また、在宅療養には必要不可欠である介護保険サービスですが、介護保険の情報・詳細について意外と知られていないのが現状です。
今回はまず ①介護保険の申請方法 ②ケアマネジャーの役割について、この2点だけ覚えて帰ってほしい!とお伝えしました。
元気なうちに、ケアマネジャーの目途をつけておくだけでも、もしもの時の不安が解消できるということで、
ハートページや市の介護保険冊子を配布しました。「こんな情報があるとは知らなかった」と好評でした。
最後に、①在宅療養 ②おひとり様の看取り について事例を発表したところ、「在宅のイメージがついた」「そうやってサービスを使うのね」「勉強になった」等たくさんの感想をいただきました。
「いつまでも住み慣れた戸畑で暮らし続けるために」、いま皆さんができることから始めていくことができたらと思います。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。