令和6年10月21日(月)に戸畑区婦人会中央婦人学級を開催しました。
今回は、戸畑共立病院泌尿器科医長の綾塚 仁志先生をお招きし「女性の”おしっこ”のトラブル」をテーマにお話いただきました。
女性の尿トラブルには「過活動膀胱」「切迫性尿失禁」「腹圧性尿失禁」「夜間頻尿(夜間多尿)」があり、その症状について詳しく説明がありました。
中でも過活動膀胱についてのお話が印象的で、「トイレが心配だからと尿意をもよおす前に”あらかじめトイレに行く”」行動がさらに残尿感を誘発するということに驚きが。みなさんからも「あらかじめトイレに行くよ」「いざトイレに行きたくなっても
いかれなかったら困るから」など、会場がざわざわと・・・。
【あらかじめトイレ】は尿を貯める・出す機能がアンバランスになる原因。過活動膀胱の予防訓練として、骨盤底筋を体操などで鍛え、「トイレに行きたくなっても5分我慢する(膀胱訓練)」ことが有効だと知りました。脱″あらかじめトイレ習慣”!
また″水を○㍑飲みましょう”などの健康法をよく耳にしますが、必要量以上の水分摂取は「頻尿・多尿」に繋がるとのお話もあり、「出た分だけ摂取する」ことが適正排泄に繋がることを学びました。
先生からたくさんの資料・パンフレットのご準備をいただき、「今日から排泄チェックしてみる」「とても良くわかって、楽しい講演だった」「あらかじめトイレをやめてみる」など多くのご感想をいただきました。
困っているけどなかなか人には聞けない悩み、今日の講演会ですっきり解決です!!