【若松】普及啓発活動のご報告(5月)

5月は、2箇所の地域で普及啓発講演を行わせていただきました。

まず、一箇所目は、若松中央校区の『若葉学級』にお邪魔させていただきました。

月に1回開催されている婦人学級で12名の方が参加してくださいました。

今回は、

在宅療養

とびうめ@きたきゅうについてお話をさせていただきました。

皆様とてもお元気な方ばかりで、在宅療養という言葉を初めて聞かれた方が半数以上でした。

また「もしも病気や事故にあったら?」

そして「自分の意思を伝えられなくなったら?」など、

もしもの時のことを考えたこともない方が多数でした。

その様な中、在宅療養や在宅医療についてイメージできるよう、具体的にお話することで、参加者より「将来について少し明るい気持ちになれました。」とご意見をいただきました。

また、在宅療養で利用できるサービス(介護保険利用や介護保険外)について、ほんの一部分ですがお話させていただきました。お元気で介護保険認定を受けていない現段階では、利用できるサービスは少ないですが、ご自身やご家族の「もしもの時に」思い出していただけると幸いです。

そして、もしもの時の備えで役に立つ「とびうめ@きたきゅう」に既に登録済みの方が多かったのですが、登録後どうなるか等疑問に思われていらっしゃる方もおられて、定期的な情報提供や状況確認の必要性も感じました。

 

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2箇所目は、赤崎市民センターで開催されている高齢者地域交流支援通所事業にお邪魔させていただきました

支援員さんも含め、14名の方が参加してくださいました。

今回は、在宅療養人生会議についてのお話に加えて「もしバナゲーム(もしものための話し合いカードゲーム)の体験をしていただきました。

ゲームの設定である「病気で余命半年と言われた時、あなたは何を大切にしたいですか?」という問いに対して、縁起でもないし、なかなか話しにくい話題ですが、ゲームを通して参加者一人一人が自分の思いを語ってくださり、色々な思いを知るきっかけになりました。人生会議と初めて聞く方であっても、既に遺言書を書いていたり、延命処置はして欲しくないとご家族に繰り返し伝えている等、既に行動に移している参加者の方もいらっしゃいました。まさに、これからの私としっかり向き合い、大切な方のことも考えられている証だと感じました。

 

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。