令和となって初の市民普及啓発講演会を、5月14日(火)に沢見市民センターに於いて実施いたしました。参加者は社会福祉協議会の方々と伺っていましたので、在宅医療が注目されている背景に加え、『高齢者が地域で暮らし続けていくために私たちにできること』と題し、地域包括ケア構想におけるインフォーマルサービスの役割についてお話しました。地域のご高齢者から退院後の不安を相談されたとき、どのような対応ができるだろうか、どういう声掛けをしていけばいいのかという事も助言させて頂きました。「ご高齢者をサポートする際、どのような声掛けをしていけばいいのかがよくわかりました」というお言葉を頂き、他にも″福岡県が医療費ワースト1位だと知らなかった”や″在宅医療を取り入れているお医者さんが増えたということに驚いています”と感想を頂きました。講演後のアンケートでは、100%の方が「在宅療養に関心を持った」と回答され、90%の方が「将来、在宅医療を受けたい」と希望がありました。
また、現代の問題点として認知症対策が挙げられます。当センターには物忘れ症状をゲーム感覚でチェックできる「ものわすれ相談プログラム」があります。認知症は早期発見・早期治療で症状の進行を抑えることができます。市民センターの催し物にも出張いたしますので、ご希望のかたはご遠慮なくお申し付けください。