2025年も残りわずか。街では🎅クリスマス🎄を感じる一方、皆様におかれましては、年末のお忙しい毎日を過ごされていることと思います。
当センターでは、11月、12月に1箇所ずつ、普及啓発のために地域へお邪魔しました。
🔔11月20日(木)青葉塾
青葉市民センターが主催の学びの講座にて、在宅療養や人生会議についてお話をさせていただきました。
青葉校区は、地域の支援者がとても熱心に活躍しており、主催元は異なりますが、何度か普及啓発の機会をいただいております。
大変ありがたいことに、参加者の中にはリピーターもいらっしゃいます。
今回も、講話の後、各グループに分かれて『もしバナゲーム』を体験していただきました。



【参加者の感想】
・カードがあるから何が必要か考えられた。それぞれの思いが違うことがわかった。
・体験したことで、心に響き、人生会議の大切さを他者へ伝えられる。
・今巡ってくるカードを選ぶ意味がある
等のご意見をいただきました。
また、繰り返し人生会議することや多くの方に知っていただくことの重要性を理解してくださっており、地域での支援に活かしたいとのお言葉をいただきました。
専門職が、利用者や患者と関わる前から、地域の支援者の皆様が市民の方へ人生会議の普及をしてくださることで、一人一人の望む暮らしにより近づけるのではないかと思います。
🔔12月1日(月) 西14区青々会
老人クラブにて、人生会議のお話をさせていただきました。
青々会さんには、2年前から毎年お声掛けいただき、在宅療養や人生会議のお話をさせていただいております。
講話の中で、
「認知症になったらどこで過ごしたい?」
「自分でトイレに行けなくなったら誰にお世話をしてもらいたい?」
等の問いかけに、お一人お一人真剣に考え、自分の意見を話してくださる方、それに共感する方もいらっしゃり、ちょっとした人生会議の場になっていたのが印象的でした。参加者同士のつながりがとても深く、お互いに言い合える関係性は、人生会議をする上で大事であることを改めて感じる機会となりました。

また、今回初めて『もしバナゲーム』を体験していただき、
日頃から、人生会議を行い大切なご家族へ自分の望みを伝えている方、カード一枚一枚の重みを噛みしめ悩みに悩んで選ばれる方、思いや選択は人の数だけあるのだと改めて実感しました。
人生会議という言葉を聞いたことがなくても、もしもの時に備え「自分がどう生きたいかを大切な方へしっかりと伝えること」が、遺される家族への思いやりの心の表れだと感じる瞬間でした。
ご参加いただきました市民の皆様、ありがとうございました。




