【戸畑】一枝市民センターで普及啓発講演会を実施しました

今年度最後の普及啓発講演は、一枝地区社会福祉協議会よりご依頼を頂き、一枝地区の高齢者の皆さんを対象に実施しました。

今回は、80~90歳代の方が多いという事でしたので、まずは「在宅医療」を身近な話題として実感して欲しい!!という事で、【在宅医療が注目される背景について】と題し、30分程お話をさせて頂きました。

とても熱心に聞いていただき、「大変な時代になった」、「早期退院を勧められ(長くは入院出来ない事を)実感した」、「最期は自宅で過ごしたい」等、多くの反響をいただきました。また、講演会後のアンケートでは、75%の方が「今後在宅医療を受けようと思う」と回答されていました。

「在宅医療」と一言でいっても内容はとても幅広く、伝えたい事はたくさんあります。ですが普及啓発活動を行うなかで、身近な話題として実感がない人にとっては‟よその話“に留まってしまっているなあと感じる事も時々あります。どうしたら身近な話題として実感してもらえるのか、興味を持ってもらえるのか、まさに私たちが普及啓発を行う上での第一関門です。

一枝地区では、次年度も講演会の依頼をお受けしています。今回在宅医療に興味を持っていただくことが出来たため、次回は在宅医療について、意思決定や、在宅医療を支えるチームの事、などなど、もう少し詳しいお話が出来たらと考えています。

次年度も戸畑区のたくさんの地区で普及啓発活動を行いたいと思いますので、来年度も引き続きご依頼お待ちしております。

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また今回は、「物忘れ相談プログラム」を一緒に持参しました。認知症やその前段階であるMCI(軽度認知障害)のうちから、その症状の一つである”物忘れ”を早期発見し、進行を予防することが、今後残りの人生を充実したものにするためにも大切です。

こちらも大変好評で、多くの方に体験頂くことが出来ました(*´ω`*)

ご興味のある方はぜひお問合せ下さい!