今年度第1回目となる八幡在宅医療・介護従事者研修会を9月12日に開催いたしました!!
今回は「今の支援、身体に負担かけていませんか?あなたの身体に合った介助方法見つけてみませんか?」をテーマとし、
1部を移乗動作の基礎講話。2部を在宅場面に近づけた環境で、ベッド場面と床場面の2場面での実技実習を行いました。
パネリストには、在宅の現場で活躍されている4名の理学療法士、2名の作業療法士の先生と在宅場面で環境設定のプロである福祉用具専門相談員の2名の先生をお招きしました。
【パネリスト紹介】
🌻大平メディカルケア病院 理学療法士 内田健 先生
🌻西田医院 湧水館 通所リハビリテーション 理学療法士 芳賀公平 先生
🌻北九州訪問クリニック たんぽぽ 理学療法士 前田武志 先生
🌻訪問看護ステーションぽっぽスマイル 理学療法士 金崎千晶 先生
🌻正和なみき病院 訪問リハビリテーション事業所 作業療法士 藤崎喬子 先生
🌻訪問看護ステーションなずな 作業療法士 内田悠太 先生
🌻医療法人新生会 三ヶ森福祉用具レンタル 福祉用具専門相談員 西本竜文 先生
🌻太陽シルバーサービス株式会社八幡東営業所 福祉用具専門相談員 兼重陽介 先生
参加者は、見学者も含め38名の方にご参加しただき、特に利用者様の身体介護の機会の多い、ペルパーや施設介護職、デイサービス介護職の方に参加していただきました。
1部基礎講話では、身体のメカニズムや環境設定など利用者様の安全を守ると共に介助者の身体を守るためのコツについてお話して頂きました。
2部の実技実習では、ベッド場面と床場面の2場面を3か所ずつの計6グループ作り、ぞれぞれの場面を35分ずつ体験していただきました。それぞれの、グループでは講師の先生方より1対グループでの質疑応答時間も20分持ち、ぞれぞれの場面で参加者の困りごとに寄り添った研修を時間いっぱい行って頂きました。
参加者の方同士で繰り返し動作の練習をし、体格に合った方法やいろいろなパターンの介助方法について体験されていました。さらに、車いすの位置や手すりの活用法、床場面での椅子の活用法など環境設定・物品活用についても詳しく教えていただき、適切な福祉用具の選定についても助言をいただきました。
笑いもあり、とても和やかな雰囲気の研修となり、他事業所間での交流の機会ともなりました(^^♪♪♪
最後に福祉用具専門相談員のお2人より福祉用具についてのご紹介を行って頂きました。
自宅での生活では欠かせない手すりにも様々な種類があり、最新のベッドの機能、リフトなどについても解説頂き、日々本人と介護者がより安全に楽に生活ができるように進化していることを感じました。
アンケート結果には、「明日からすぐに使える内容だったので、職場内で共有します」や「実際にやってみて体感できた。楽にできた。」などの好感的な意見を多く頂きました。
アンケート結果はこちら⇒終了後アンケート
2時間という長い時間の研修でしたが、ご参加いただいた皆様、そしてパネリストの先生方ありがとうございました!!!