11月28日木曜日に第1回多職種連携研修会を開催いたしました。
今回のテーマは「病院と在宅 両側面からの意見交換会」とし
1部はパネリストによる座談会、2部は小グループでの意見交換会 を行いました。
総勢141名の方にご参加いただき、当日はあいにくの雨で気温も低い中でしたが、活気あふれる会となりました。
1部の座談会にはパネリストに
産業医科大学病院 看護師長 末松 明実 様
北九州八幡東病院 看護師長 細田 洋美 様
JCHO九州病院 がん看護専門看護師 加藤 多樹郎 様
いろは訪問看護ステーション 看護師 原口 駿 様
北九州福祉サービス株式会社 ケアプランサービスセンター八幡西 介護支援専門員 太田 千恵子 様
をお迎えしました。
今回の座談会テーマは、窓口ガイド掲載病院(八幡地区)の看護師さん、MSWさんを対象に行った事前アンケートを元に抽出しました👉事前アンケート結果はコチラ
事前アンケート結果を参考に「連携が上手くいった事例」「退院支援に入るタイミング」の2点にテーマを絞り、実例を交えながら座談会でお話頂けました。「在宅でできる事などをもっと知らないといけないと思った」や「早期より在宅支援者に頼ってもらってもいい」など病院看護師さんと在宅スタッフの思いの交換ができ、退院支援という点で歩み寄りができたように感じました。治療の場である病院の立ち位置や生活の場である在宅の思いなど、今回の研修ですべて解決することは難しいですが、これからも双方の思いや置かれている立場・環境を理解し合い、少しずつ歩み寄れる関係づくりができていくといいなと思いました。
続いて2部では、少人数の意見交換会を行いました。少人数のグループという事もあり、病院スタッフや在宅スタッフがより活発にお互いに知りたいことについて意見交換をされていました。35分という短い時間でしたので、皆様まだまだ話したりないという感じでした。
今回の研修を通じ、在宅のできることについてまだまだお伝えしきれていない点やお互いの理解を深め合う環境がない点が課題だなと感じました。これからも、よりいい支援につながるように、病気や障害と共に生きる患者様・利用者の方が望む形での生活が実現できるように、顔を合わせれる場やお互いを知る事の出来る機会を作っていく事が大切だなと思いました。
研修会最後には「顔見知りになろう会」と題し、名刺交換会を行いました。たくさんの方がご参加いただき、最期まで談笑されながら交流をして頂きました。病棟の看護師さんより「普段、在宅のスタッフの方と交流する機会はないのでとても有意義でした」と感想も頂きました。
今回ご参加いただきました皆様、パネリストの皆様 大変ありがとうございました。
これからも八幡多職種連携研修会は続いていきますので、是非、次回のご参加もお待ちしております!!!!
研修会後のアンケート結果はこちら👉クリック