【小倉】令和6年度 在宅医療介護従事者研修会を開催しました

開催日時 : 令和6年4月24日(水曜日)18:30~20:00

”もしバナゲームにチャレンジ!” ~価値観の多様性に触れてみよう~

講 師:戸畑リハビリテーション病院 理学療法士

iACPもしバナマイスター 久保 貴照先生

あなたは、あなた自身の「最期のとき」のことを考えたことがありますか? もし、「半年で亡くなるとしたら、あなたにとって大切なことは何ですか。」この問いは、誰にとっても避けられないという意味で「平等」なものです。

シンプルだけど難しいこの問いの答えを「もしバナゲーム」を通して一緒に探す時間を共有しました。

はじめに、今の北九州市の現状のお話がありました。政令指定都市の中でも、そして全国的に見ても超高齢社会をTOPで走っており、その先には多死社会があります。もしもの時には、約70%近くの方はご自身の気持ちを伝えることができないと言われています。元気な時から、もしもの時のことを大切な人と話しておくことの大切さを久保先生ならではの優しい語り口でお話くださいました。

そして、いよいよ4人グループで『もしバナゲーム』の体験!

参加者のみなさんは医療介護の専門職の経験も豊富な方々ですが、ご自身の最期のときをイメージしながら考えることに少しの戸惑いがあるようでした。悩みながら話しながらカードを取捨選択されていました。

この貴重な体験は、皆様のお仕事にきっと役立てていただけると信じています!

アンケートの結果はコチラ

「もしバナゲーム」とは、「もしもの時の話し合いゲーム」のこと。

人生の最期にどうありたいか。多くの人が大切だとわかっているけれど、なんとなく縁起でもないという理由で避けて通っている。このゲームは、そんな話題を考えたり話し合うきっかけを作るためのものです。