10月25日(火)に令和4年度第2回多職種連携研修会を開催しました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
テーマ「歯科医師とケアマネの連携」
●●●研修内容●●●
①座談会~事前アンケート結果をもとに~
【歯科医師】
かさい歯科医院 笠井 史朗 先生
医療法人 堺司会医院 堺 洋紀 先生
訪問歯科診療所さくら 今村 宏 先生
【ケアマネジャー】
ケアプランセンター穴生 中村 祐美 氏
エフコープ介護サービス北九州 飯田しのぶ 氏
なかむら整骨院介護支援 岩根 久嗣 氏
②グループワーク
会場6グループ、zoom2グループの計8グループ
③事業所紹介リレー
(毎回、5事業所から1分間ずつの紹介を行い、発表者は次の研修会で発表する事業所を自分で探すというリレー形式です。)
・西村医院(八幡西区)
・堺歯科医院(八幡西区)
・済生会訪問看護ステーションひまわり(八幡東区)
・ありす訪問看護ステーション(八幡西区)
・デイサービスファイン(八幡東区)
会場44名、Zoomオンライン13名の計57名、職種としては歯科医師11名、ケアマネジャー22名、医師6名、多職種18名(薬剤師・看護師・リハビリ職等)にご参加頂きました。
座談会では事前にとったアンケート結果を元に、①診療開始時の連携について②中~長期間診療継続しているときの連携について③緊急時についての3つをテーマに進めていきました。
訪問歯科についての説明や、居宅療養管理指導についての疑問、継続的に治療を進める必要性等さまざまなリアルなお話を聞くことができました。
※座談会の中で紹介された八幡歯科医師会の口腔管理推進室も是非ご利用ください。
歯科衛生士さんが常駐しており、訪問歯科診療のことなどの情報や近くの先生を紹介してくれます。
グループワークは各グループに歯科医師が必ず入り、ケアマネジャーをはじめとした多職種(医師・薬剤師・看護師・リハビリ職等)と闊達な意見交換が交わされました。
「継続的な歯科診療の必要性」「口腔アセスメントの方法について」「歯科医師との連携方法について」「日々の関係性の構築の大切さ」「認知症の方への口腔ケア」「歯科の介入のタイミングについて」「訪問歯科診療のはじめかた」・・・・・などなどたくさんの話題が話されていました。
下記の写真にグループごとに話し合われた内容の記録を8グループ分載せていますので是非ご覧ください。
今回はできるだけ東西区の圏域ごとのグループ分けをさせて頂きました。同じ地域ということもあり名刺交換などで盛り上がっているグループもありました。
研修最後に行う事業所紹介リレーも2回目となり、今回も八幡内の事業所の特徴や想いを知ることができ、よい機会になりました。
当日はZoomでの音声の問題等のトラブルがあり、Zoomで参加して下さった皆様には大変申し訳ありませんでした。
音声の見直しを行い、次回はこのようなことがないよう取り組んでまいります。
お口の状態は全身状態にも影響し、最期まで食べれることは患者様や利用者様にとって最も幸せなことの一つだと思います。
今回の研修が患者様や利用者様のQOLの向上につながり、それを支える多職種の専門職のお力になれれば幸いです。
今後も、「独居であってもその人らしさ(笑顔)を支える多職種のチームになれる八幡(地域)」を目指し、実行委員と共に試行錯誤しながら企画していきますので、皆様のご参加をお待ちしています。
ありがとうございました。