令和3年9月14日(火)19:00~20:30の研修において、音声トラブルが発生し、ご参加の皆様には多大なるご迷惑をお掛けいたしましたことお詫び申し上げます。また、ご多忙の中、講師をお引受くださいました講師の先生方にもご迷惑をお掛けいたしました。本当に申し訳ございませんでした。
さて、研修会は、門司区医師会 理事 鵜木 秀明先生の挨拶でスタートしました。座長は、小倉医師会 理事 合馬 誠一先生にお願いしました。
講演は新小文字病院の冨永先生より、昨年発生した新型コロナウイルスのクラスターの対応についてお話いただきました。通常の診療業務が行えず、また、院内の清掃や洗濯も業者委託ができず、スタッフ全員で役割分担をして対応した経緯、そして、職員のメンタルケアにも注力し、より一層の信頼関係と今その時を乗り越えるために先ずは敵(新型コロナウイルス)を知ることが大切と、研修会開催や紙面、イントラ活用など多様な形で情報発信をしたりと、様々な対応をしておられました。
次にコネクト合同会社CEOの山口先生にご講演いただきました。KBCテレビ「アサデス」でコロナウイルスの情報発信をされてますのでお顔をご存知の方も多いかと思います。山口先生からは、コロナ情報のupdateを中心に、そして事前質問にも丁寧にお答えいただきました。反ワクチン陰謀論がネットをにぎわせていますが、デルタ株にも「有効」であり、最近妊婦の方にも有効であるとアメリカからデーターが届いたことは皆さまご周知のとおりです。
最近の感染状況も、北九州は随分と落ち着いてきたようです。しかし、油断は禁物です。山口先生によりますと最近の発熱外来の患者さんの中には、風邪やインフルエンザの方が出てきているそうです。昨年は、みなさんしっかりと手洗いうがい・換気を徹底できていたためインフルエンザの流行はありませんでした。コロナ対策をしっかりとすれば、インフルエンザが流行することもありません。
今一度気を引き締めて、手洗い・換気・マスクの着用を徹底しましょう。マスクは、人が集まるような場所ではウレタンマスクよりも不織布マスクのほうが予防効果は高いようです。
「正しい情報」を得て「正しく対処」し「正しく恐れる」事が重要ですね!