【小倉】令和7年度 第1回 多職種連携研修会を行いました

2025年8月21日(木)

 

今年度 第1回目の多職種連携研修会では

桜十字グループ CQ推進本部 ケア技術インストラクター 看護師 建山 幸 先生をお招きして、

『「食べたい」を支える包括的食支援 ~桜十字の口から食べるプロジェクト~』をテーマに研修会を開催いたしました。

多職種の参加者80名が集い、食支援に関する実践的な知識と技術について学びました。

講演の中では、桜十字病院様における「病院全職員を挙げた」、「超職種連携」での『くちたべプロジェクト』発足時から現在までの取り組みについてを 詳しくご紹介いただきました。

NSTの栄養サポートを振り返った時 “栄養に関するデータの改善に喜んでいるのは医療者だけ…?”、データは良くなったけれど…

口から食べることを取り戻していない患者さんの笑顔は戻っているのか?という問いにハッとした方が多数見受けられました。

KTバランスチャート活用のもと、今起きていること、これから起こり得ることを多職種が一緒にみていくことで臨む、いくつもの壁や震災までも乗り越える食支援には、目を見張るものがありました。どんな苦境にあろうと「決してあきらめない」 支援する側の信念が、患者の食べる喜びや笑顔につながっていることを思い知らされる内容でした。個々人の食べられない要因が複合的であるからこそ、多職種連携・超職種連携が回復の鍵🔑となります。チームでの食支援の根底にある、本人の意思を尊重し最期までどう生きたいか」「どう食べたいかを共に考えるACP実践の姿勢と責任もまた再認識する機会となったのではないでしょうか。

 

会の終わりには、「第2弾、今度は食事介助の技術研修をぜひ!!」「KTチャートについて学びたい」と熱望される皆さんであふれた、実り多き研修会となりました。

アンケートには、参加された皆様の 熱い想いや感動が詰まっています。

生のお声をそのまま掲載しております。どうぞ 覗いてみてください。

👀アンケート結果は→こちら