【小倉】医療介護従事者研修会~多様な住まいでの看取りの取組み~開催しました

平成30年10月17日(水曜日)19時~20時30分、小倉医師会介護サービス総合センターにて開催しました。

今回のテーマは、「多様な住まいでの看取りの取組み」と題し、3施設の方々から取り組みと現状についてご講演いただき、医療・介護従事者75名のご参加をいただきました。

座長に特別養護老人ホーム ヘルシーハイム副施設長 五味 伸治氏、

特別養護老人ホームから、足原のぞみ苑看護師の菰田 真理氏、

グループホームから、ねむの郷 管理者 西村 健氏、

介護付き有料老人ホームから、 ラフィーネ 施設長 吉武 竜也氏、副施設長 杉園 健太氏

上記講師の方々から、わかりやすくお話ししていただきました。「看取り」は特別なことではなく日常の延長線上にあるものとして捉え、入居時より終末期の希望を確認したり、また職員教育を行う等の取組みをされていました。

人生の終焉をどのように支えるか、支援者側は利用者ご本人の気持ちや思いを汲み取り、住みなれた場所で見慣れた顔の職員からケアを受けながら穏やかに終末期を迎えて頂くために、まだまだ解決すべき課題はありますが、かかわった職員の満足感を知ることができました。

座長の五味氏も、最後に述べられていましたが、厚生労働省の「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」には、これからは「アドバンス・ケア・プランニング」の概念を取り入れ、介護従事者も看取りのチームに加わることが明記されています。

12月5日にこの「アドバンス・ケア・プランニング」をテーマに神戸大学の木澤義之先生を講師にお招きして、研修会を予定していますので、これをご覧になられた方は、是非ご参加ください!!