【小倉】多職種連携研修会(第14回(H30年度第1回))

  • 平成30年度第1回目は、地域包括圏域毎のグループに分かれ、1グループあたり11職種11名で研修会を開催しました。今回は、息子さんの介護のもと自宅療養をされている摂食・嚥下障害がある超高齢者の事例について、臨床倫理4分割法を用いてグループワークを行いました。
  • 開催日時:H30年8月9日(木) 19:00~21:00

  • 開催場所:小倉医師会介護サービス総合センター2階

  • テ ー マ:「超高齢者における摂食嚥下障害の一例 ~その限界と看取り方をみんなで考える~」

  • ①レクチャーⅠ:「医療やケアにおける倫理の基本(特に4分割法について&グループワークの進め方」
  •        講師:木村医院 院長 木村喜男先生
  • ②事例提供:ジケイホームヘルプそね 介護支援専門員 亀田明美氏
  • ③グループワーク1 「不足している情報は何か」
  • ④不足している情報について質疑応答
  •    木村医院 院長 木村喜男先生
  •    ジケイホームヘルプそね 介護支援専門員 亀田明美氏
  •    あおぞらの里小文字訪問看護ステーション 看護師 大林晶子氏
  • ⑤レクチャーⅡ:講師 木村医院 院長 木村喜男先生
  • ⑥グループワーク2
  • ⑦グループ発表
  • 参加者121名(オブザーバ-の参加者含む)

 

アンケートより参加者の意見(一部抜粋)

「実際の症例について具体的なグループワークができ分かり易かった」(医師)

「倫理的問題から答えを導き出す方法は大変良いと思います。難しいところもあり、回数を重ねていくことが重要かと思います」(歯科医師)

「多職種でグループワークを行うことで、様々な視点を知る事が出来た。4分割法で話し合うことで情報を整理することができた」(保健師)

「一症例でも内容によっては考えるのに時間がかかるので、何が正しいか判断は難しいと感じた。実際は何人もの患者をみていく中で、きちんと方針が決めれるようなスキルがあったらいいと感じた」(管理栄養士)

「今回初めての4分割法で、意識をしながら整理できるツールとして良かった」(介護支援専門員)

「グループの人数が多すぎて発言の時間が足らなかった」(薬剤師)

「倫理4分割法の手法は理解できたが、その後どのように活用したら良いか分からなかった」(社会福祉士)

「通所として出会う機会が少ない症例だったので勉強になった」(リハビリ職)

「多職種の意見・話しを聞くことができ、とても勉強になった」(介護福祉士)