【戸畑】令和5年 第1回多職種連携研修会を開催しました

 

 

在宅支援の場で緊急事態に遭遇したことはありますか?

意識が無く倒れている、胸や頭を痛がっている、出血が止まらない、喉に食べ物を詰まらせて青くなった・・・

そんな時どうすればいいの?にお答えするべく、6月14日と21日の2日間で少人数体験型研修を開催しました。

 

訪問看護ステーションハートケア・いこい管理者の西 智子先生を講師にお招きし、

症状別の急な場面(意識消失・低血糖発作・激しい頭痛や胸痛・呼吸困難)と、状況別の急な場面(転倒・出血・窒息・誤飲

入浴時)に分けて、それぞれの対応について講義いただきました。

実際の体験としては、①低血糖対処時に備えたブドウ糖の味見体験 ②狭心発作時対応の舌下錠体験(ラムネ舌下) ③パルスオキシメーター体験 ④止血のコツ、を講師指導のもと実施しました。

また実習人形を使用して、⑤窒息対応の叩打法やハイムリック法の体験、最後に⑥BLS一次救命法(心臓マッサージ)を行い、参加者全員手技を習得することができました。

緊急時の対応は、ためらわず救急要請すること、可能な限り応援を呼ぶこと、そして状況にあった対応をとることが重要だと学びました。

2日間で36名の方にご参加いただき、全員の方から「大変役に立った・役に立った」、「今後、研修の知識が現場で活かすことができる」と回答がありました。

「体験型学習だったのでとても分かりやすかった」「ポイントを深堀して教えてもらって良かった」「多職種連携のように意見交換ができてよかった」等、たくさんの感想が寄せられました。

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