【若松】令和7年度若松区在宅医療・介護従事者研修会を開催しました🚑

年の瀬が近づいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか⛄✨

 

🎄12月23日(火)19:00~20:30

令和7年度 若松区在宅医療・介護従事者研修会を開催しました。

今回は、🚑急変対応について2回シリーズで研修会を開催することとなりました。

第1回目は、

『その場で命を守る!介護・在宅現場で役立つBLSと急変のサインの気づき!』

というテーマで、

JCHO九州病院 看護部 救急看護認定看護師の黒木真二氏 にご講演いただきました。

 

まず、黒木氏よりBLS(一次救命処置)の重要性や手順についてご講義していただいた後、実技演習が行われました。

5箇所のBLSスキルステーションが設けられ、各箇所にJCHO九州病院の救急分野や集中ケア分野等の認定看護師の皆様がお一人ずつ入ってご指導してくださり、参加者が少人数で各スキルステーションを回り学んでいく形式でした。

各スキルステーションでBLSの方法や処置の根拠、ポイント等とてもわかりやすく教わることができました。少人数制で講師との距離が近いこともあり、疑問に思ったことをその場で質問しながら演習に取り組まれる場面もみられました。

 

 

そして、各スキルステーションで学んだ後は、BLSの一連の流れをグループで役割を交代しながら体験しました。

 

 

最後に黒木氏より、RRSRapid Response System:重症化する前に前触れのサインを発見し、専門のチームが介入することで、予後を改善すること)の考え方についてお話がありました。本来は、病院で実践されるもので、在宅でのRRSは試行段階とのことでした。

今後、2040年に向けて在宅患者数が増加していくことが見込まれています。医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けるためにも、在宅で支援する専門職が、もしもの時の備えとして急変対応を迅速かつ適切に実施できることや、より早期に急変する前触れサインに気づき、急変を未然に防ぐことが重要だと改めて認識する機会となりました。

研修会後のアンケート結果では、

回答者の全員が「大変参考になった」と回答されました。

何より、今回学んだことで、急変の早期発見や急変時に適切なBLSを行なえそうという回答を得られたことや、帰り際に参加者より「楽しかった」という声が寄せられたことは、急変対応への苦手意識や自信がなかった現状から少しでも自信につながった証ではないかと感じました。

シリーズ第2回目の症状別の対応もとても楽しみです!

 

講師の先生方、ご参加された皆様、ありがとうございました🍀

 

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