【若松】令和5年度 若松区在宅医療・介護従事者研修会を開催しました。

令和6年3月18日(月)19時より若松区在宅医療・介護従事者研修会を開催しました。

今回は、社会医療法人 製鉄記念八幡病院 救急看護認定看護師の龍田 幹政先生をお迎えし、

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いつもと違う・・・そんな時・・・何を見る?どう動く?
 介護現場で活かせるポイントを押さえた急変対応

 ~救急の判断とその後の動き~(一次救命処置含む) 

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をテーマにご講演及び実技指導をしていただきました。

介護現場において、急変時に医療職が不在、マンパワー不足、環境が整っていない等の場面では、より精神的ストレスを感じやすいと言われています。その様な状況を考慮し、講演では、介護現場の目線から、

①第一印象について

②受診・救急搬送時に必要な情報

③一次救命処置について

とてもわかりやすく丁寧にお話していただき、アンケートでは参加者全員が大変参考になった、参考になったと回答されました。

実技では、製鉄記念八幡病院より心肺蘇生用の人形と練習用AEDをご準備してくださり、参加者一人ずつが一次救命処置の実技を行うことができました。心配蘇生法の受講歴が初めての方、何十年ぶりの方、最近受講された方等様々でしたが、新たな学びや再確認ができ貴重な機会となりました。

 

また、講師のお人柄や質問しやすい雰囲気から、多くの参加者が積極的に質問をされておられました。そして、参加者からの事前質問に対しても、一つずつ丁寧に解説してくださり、参加者それぞれの疑問を解決して研修を終えることができました。

 

住み慣れた地域で最期まで暮らし続けるためには、急変等による病状悪化を最小限に止め、再び住み慣れた地域へ戻れるよう、専門職としての意識を高めていく必要性を再認識しました。

 

今回の学びが、急変時の判断や対応への自信となり、急変に対する精神的負担の緩和に繋がっていれば幸いです。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

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