第2回 門司区多職種連携研修会を開催しました
今年度のテーマ🍑『やってみよう人生会議』~プロセスを知り、体験する~
本研修会では、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の理解を深め、日々の支援の中でどのように関わればよいかを、講演と体験を通して学ぶことを目的に開催しました。
第1部 講演「ACP 毎日が人生会議」
講師:くにひろ社ノ木クリニック 院長 國廣 充 先生
講演では、ACPは特別な場面だけで行うものではなく、日々の関わりの中で本人の思いや大切にしていることを知ることから始まる、というお話がありました。
「毎日が人生会議」という言葉のとおり、その方の暮らしや日常の会話の中にあるヒントをもとに、思いを共有していくことの大切さについて学びました。
第2部 体験型研修 ―慢性疾患・在宅療養期の事例で学ぶ―
これまでの研修会後アンケートでは、「ACPのやり方がわからない」という声が多く寄せられていました。
そこで今回は、慢性疾患で在宅療養中の事例をもとに、人生会議(ACP)の進め方を具体的に学ぶため、プロセスを段階ごとに区切ってロールプレイを行いました。
実行委員の皆さんが実際の支援場面を想定して演じ、専門職ならではの視点や声かけが随所に見られる、臨場感のある研修となりました。
また、このようにプロセスを分けて丁寧にロールプレイを行う機会は多くないため、参加者の方々にとっても貴重な学びの機会になったのではないかと思います。途中、いくつか質問を参加者の皆さんに投げかけ、お隣の方と話し合っていただいたり、記録を実際に行ったりと一緒に考えていただく時間を設けました。
実際の現場では、人生会議のために多職種が一堂に会する場面は多くありません。
しかし國廣先生からは、「毎日の関わりが人生会議である。その方の自宅での暮らしの中に、何を大切にしているかのヒントがある。そこから話題にしていくことから始めてみては」というメッセージをいただきました。
今回の研修が、日々の支援の中で利用者の思いや価値観に目を向けるきっかけとなり、今後の人生会議の実践の一助となりますと幸いです。










