【若松】7月 普及啓発活動のご報告

7月は、市民を対象として2箇所の老人クラブ、そして1箇所の特別養護老人ホーム職員を対象に「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング」について普及啓発活動を行いました。

 

🔵7月8日(水) 特別養護老人ホーム ライフポート

職員研修の一環として、お邪魔させていただきました。

特別養護老人ホームという施設の特徴から、入所時、既に本人が意思表示できない方も少なくありません。

「人生会議」というと「DNAR※1「AD※2などの延命の選択の話とイメージされがちですが、それだけでなく・・・

これまで歩んできた人生で「大事にしていたこと」

日常のケアをする時にちょっとした会話でポロっとこぼされる入所者の「想いや望み」

等を逃さずキャッチして関わる皆で共有することも人生会議の一つとなることをお伝えしました。

そして、職員の方自身の人生会議について「もしバナゲーム」をきっかけに、自分の価値観や大切にしていることを考え、思いを共有していただきました。

参加者からは、

・今後の自分の人生を考える時、何が大切なものなのかを改めて考えることができた

・色々な方の想いや考え方で、改めて人生会議を考えさせられた。

・家族で相談や話し合いを行うキッカケになると思った。

などの声が寄せられました。

今回、感じたことをきっかけに自分自身やご家族と人生会議を重ねると共に、

職場では入所者の本人らしさを考えるきっかけになっていますと幸いです。

 

※1 患者本人または患者の利益にかかわる代理者の意思決定をうけて心肺蘇生法をおこなわないこと

※2 将来自らが判断能力を失った際に自分に行われる医療行為に対する意向を前もって意思表示すること

 

🔵7月22日(水) 老人クラブ連合会 喜楽会

昨年は、もしバナゲームの体験により人生会議について触れていただきましたが、

今年は双六を通して、改めて普段から大事にしていることや、もしもの時の選択について考え、語っていただきました。

参加者より

「毎日日記をつけている。今日はすごろくで話したことを多分書くと思う。時々、過去の記録を見返しているから、今日の日記を見てまた色々考えてみようと思う」と素敵なお話を伺うことができました。

人生会議は、何度も繰り返すことが大事です。その時々で考えていることや大事なことは変化することもあります。日記を見返して、自分の想いの変化や時が経っても変わらない気持ちを再確認できるのも、人生会議をする上で良いツールの一つだと感じました。

🔵7月27日(月) 老人クラブ連合会 岩屋親和会

人生会議のお話と双六のゲームを通して人生会議を体験していただきました。

「人生会議」というネーミングから、堅苦しい話と捉えられがちです。今回、ゲーム感覚で人生会議に触れ、双六で当たったマス(カード)のお題について参加者同士が熱く語り合う場面が印象的でした。老人クラブ連合会の会長からは、「一方的にお話を聞くだけでなく、参加者がゲームで考えて話しながら参加できたので良かった。」というお言葉をいただきました。

そして、7月22日の喜楽会に続き今回もご参加くださった市民の方から「今日も楽しむことができた」とお声かけいただき、人生会議について前向きに考えていただくきっかけを作れたものと、安堵しました。

もしもの時の未来の自分やご家族への贈り物として、日頃から「対話」を積み重ねて、あなたらしい生き方について共有していただきたいなと思います。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました🍀