【令和5年度多職種連携合同研修会】
令和6年1月19日(金)19時~21時
≪座長 新門司病院院長 白川 伸一郎先生≫
【講 演】「北九州市の現状と認知症施策について」
【講 師】 北九州市認知症支援・介護予防センター 認知症対策推進係長 山内 順子様
【特別講演】「認知症の人と家族に対して専門職に求められる姿勢」
【講 師】 東京慈恵会医科大学 精神神経科 教授 繁田 雅弘先生
☆メイン会場(パークサイドビル)☆サテライト会場(若松区医師会館)☆zoomオンライン
特別講演講師の繁田先生には東京よりメイン会場にお越し頂き、200名を超える方にご参加頂きました。
まず、北九州市認知症支援・介護予防センター山内様からは北九州市の高齢化の現状や、市の施策の特徴、認知症支援等についてわかりやすくご説明頂きました。令和6年1月1日より認知症基本法が施行されていることは皆さんご存じでしょうか。
繁田先生からは、認知症の人に対する支援者自身の先入観に気づくことから、認知症の人と接する様々な場面でのご本人の気持ちやご家族の思いについて等ご教導頂きました。
「一人の人」として1対1の人間として向き合い、信頼関係を得られているか。「認知症の人」という視点で接していないか。支援を先回りしていないか。その人自身の生きてきた歴史を尊重できているか。さまざまな問いに自問自答された方も多かったのではないでしょうか。
参加者の方々それぞれが、これまでの支援の在り方やご自身の視点について振り返り、大変参考になった、他の職員にも伝達したい、学んだことを必ず活かしたい等というお声を頂いております。
心待ちにしていた、心に響くお話だった、優しい気持ちになれた、何がその人にとって幸せか一緒に考えていきたい、介護職を選んだ原点に戻れた感じがしたと温かいお言葉も頂き、心の琴線に触れるような研修会となりました。
ご参加頂き、ありがとうございました。