【小倉】令和5年度 多職種連携研修会を開催しました

一人で頑張らない!

自分の心を満たしながら医療・介護の現場で

アドラー心理学を活かす

講師 勇気のしずく 代表 長谷 静香氏

6月22日(木)19:00より、ハイブリッド形式で開催いたしました。

「アドラー心理学」という言葉を耳にしたこと、ありませんか?

アドラー心理学は、アルフレッド・アドラーとその後継者による心理学で、別名「勇気づけの心理学」と呼ばれているそうです。また、「人間の悩みは、すべて対人関係の課題である」と精神科医であるアルフレッド アドラーは言っています。

「勇気」とは、困難を克服する活力

「勇気づけ」とは、困難を克服する活力を与えることだそうです。

今回、講師をお願いしました長谷 静香先生には、『生まれてからずっと一番近くであなたを応援してくれている人ーそれは、あなた自身ー。どんな自分も…ネガティブな声も、イライラしている自分も、全てを受入れることから始めてみませんか。自分の当たり前の行動に注目し、ねぎらい勇気づけましょう。先ずは、自分ファーストで!「そっかー、ねー」の法則で自分自身の心のボトルを勇気のしずくでいっぱいに満たすことから始めましょう!!

そして、一人一人様々なものの見方があることを理解し、共感することが大切。円滑な人間関係を築くには、周囲の人の勇気くじき(ダメ出しや減点主義、結果重視・・・etc)をやめる!「ダメ出し」ではなく「良いだし」をしていきましょう』と、教えていただきました。

長谷 静香先生からのメッセージ

「一日ひとしずく。相手を変えることは難しい。出来るのは、貴方が変わること、変わろうと決めること。一人で頑張らなくてもいい。周りを信じて頼り、自分ができることをやりながら、チームや患者さんと共に成長していくことが大事」

 

昨年度の研修会開催の際に実施したアンケートでは、新型コロナウィルス感染が確認する前と後での多職種・他機関間の連携についての変化をお尋ねしたところ、電話でのやり取りだけでは十分な情報が得られない。退院後、誰に相談をしていいのかわからない。(連携先の相手の)顔が見えず相談しづらい・・・等のご意見をいただきました。

小倉地区の多職種連携研修会実行委員会では、今後も「顔の見える関係」が再構築できるよう研修会の企画を行ってまいります。

アンケートの集計結果https://docs.google.com/forms/d/1kfgCusRv5nMwAe98HksT6shWxkvA2YP3JOQvLGVEWRY/viewanalytics