【八幡】令和5年度 第2回八幡在宅医療・介護従事者研修会 

<令和5年7月11日(火)19:00~20:30>

第2回八幡在宅医療・介護従事者研修会を開催しました。

1回目の「排泄の基礎編」に続き、今回は「知っておきたい排泄ケア用品とその使い方」をテーマに座学と実技を交えた形式で行いました。

講話では、講師の古野佐由里先生(スペアポケット株式会社 皮膚・排泄認定看護師)から、介護力や尿量、排泄パターンの把握の大切さ、また、オムツの種類や特徴、用途別の尿器・便器の使い方など、大変分かりやすくご説明いただき、参加者の方も度々、頷かれていました。

オムツの選定に関しては、サイズは少し小さいと感じる程度のものが最適(隙間があると漏れる為)で、パットは重ねて使用しても吸収力は増えず、逆に漏れの原因になる等、実践に役立つお話が盛りだくさんでした!

実技では、尿漏れを防ぐためのオムツの装着方法や、立位保持での安全に配慮したオムツ着脱のコツについて具体的に教えて頂き、皆さん真剣な眼差しで見学されていました。そして何よりも、排泄ケアで一番大切なことは、「その方を大切に、大事に思いながら介助すること」との先生の言葉が大変印象的でした。

また、アンケートからは、「非常に分かりやすく、排泄ケア用品の選定の重要性を感じた。」、「今していることが、

間違った方法だった!」、「手技だけでなく、排泄ケアを受ける側の心情を理解することも大切!」

など、気づきや反省の感想が多く寄せられ、私たちも本当にうれしく思います。  ※ アンケートは…こちら?

次回は、いよいよ最終回(8/8 開催予定)ですが、皆さんにとって、より有意義な研修会となるよう

スタッフ一同取り組んで行きたいと思います。