令和５年７月１１日（火）、戸畑けんわ病院 感染管理認定看護師の佐藤広子先生をお招きし、「感染対策は皆のもの～在宅・施設を中心とした感染対策」をテーマにご講演いただきました。
２０２１年の介護保険制度改定に伴い、在宅サービス提供事業所に対しBCP（事業継続計画）を周到に準備し、緊急時に事業の継続・早期回復を図ることが義務付けられ、新型コロナの流行以後は「感染症対策」が重要課題となりました。
研修会では、①高齢化と感染症の諸問題、②感染予防対策の基本（標準予防策と感染経路別予防策）、③在宅・介護移設等における感染症への対応 に分け、北九州市に多い感染症疾患や、感染経路の特徴、予防に適切なPPE（個人防護具）の選択法と標準予防策の重要性について詳しくお話されました。
アンケートでは全員「大変参考になった」「参考になった」と回答があり、「標準予防策の大切さ。自分や家族・友人、地域の方々が安全に安心して暮らしていけるよう一人一人が意識して実行することが大切。今後も発生するであろう感染症に負けないように努めていきたい」「講演の最後に”世界中・日本中の皆が、マスクなしで笑いあえる日を目指して！”と話されていた言葉がとても印象的でした」など、多数の感想が寄せられました。
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