【戸畑】第3回医療・介護従事者研修会を開催しました!

令和5年11月1日(水)、戸畑リハビリテーション病院 理学療法士(もしバナマイスター)の久保 貴照先生をお招きし、

「もしバナゲームを体験しよう!」と題して、ACP(Advance Care Planning)についてご講義いただきました。

ゲームを体験する前に、ACPについてきちんと理解しておく必要があることや、従来「終末期医療」と表記していたものが、

今は最後まで尊厳を尊重した人間の生き方に着目した医療を目指す意味合いで「人生の最終段階における医療」と表現するように

なったことなど、多くの学びを得ることができました。

4人1組でもしバナゲームを体験する際には、①始める前のムードを作ることや、②無理強いをしない、③意見を尊重する・否定

しない 環境を整えることが大切な条件だと分かりました。

参観者アンケートでは100%の方から大変良かったと回答が得られ、「もしバナゲームを通して自分の中の大切な思いに気づくことができた」「他人の意見を聞くことで新たな気づきがあった」「自分のことを決めるのも大変なのに、大切な誰かの事を決めることも大変。きちんと気持ちを話し合わなければ」「もしバナゲーム・ACPを知った今、日々の活動の中で利用者さんの何気ない言葉を

つないでいく、それもACPなのかと。つぶやきの中からACPを組み立てているような気がする」等、たくさんの感想が

寄せられました。

コロナ禍を経験して、ますますACP(Advance Care Planning)の必要性が問われるように思います。皆さんも大切なだれかと、「わたし」のこと、「あなた」のこと、話し合ってみませんか。

アンケート結果はこちら!(^^)!