【門司】令和5年度第一回在宅医療・介護従事者研修会を開催致しました

8月4日(金)18:30~20:00、第一回門司在宅医療・介護従事者研修会を行いました。

テーマは「障害福祉サービスを知っていますか?」~重度訪問介護を学ぼう!~

◆講演1:「障害福祉サービスについて」講師:門司区役所保健福祉課 高齢者・障害者相談係長 伊藤暢子様

◆講演2:「重度訪問介護とは??」講師:株式会社土屋 顧客創造部 杉 隆司様

◆講演3:「障害福祉の65歳問題??」講師:株式会社土屋 北部九州エリアマネージャー 奥永 孔太郎様

 

伊藤様には障害者自立支援法の考え方から障害福祉サービスの概要や申請の手続きの流れ等をお話頂きました。個人の状態により利用可能なサービスや支給量が決定されるが、支給決定まで調査日数を要するため早めにご相談頂きたい(介護保険のような暫定利用ができない)とのことでした。

杉様には重度訪問介護の具体的なサービス内容や居宅介護との違い、重度訪問介護利用の対象者像、障害支援区分の認定について等詳細にご説明頂き、ご自宅での利用だけでなく、レスパイト入院中やサービス付高齢者専用賃貸住宅などでも状況により利用可能であることなど、教えて頂きました。

奥永様には介護保険サービスと障害福祉サービスの適用関係や介護保険の訪問介護と障害福祉サービスの重度訪問介護の違いや介護保険移行後の障害福祉サービス継続について等、具体的にご説明頂きました。また、実際の事例について週間計画表を見せて頂きながら大変わかりやすく他のサービスとの併用等示して頂きました。

参加者の皆様からは、普段なかなか知る機会のない話を聞くことができ理解が深まった、利用者からの質問に答えることが出来そう、今後利用者だけでなく家族支援にも生かせそう、もっと事例も含め話を聞いてみたい等とのお声を多く頂いております。

誰もが住み慣れた地域で自分らしく過ごせるように、関係機関が連携しスムーズな移行ができるようになればと思います。

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