【合同】令和4年度 普及啓発合同講演会を開催しました

誰もが住み慣れた地域でいつまでも暮らせる街づくり~地域共生社会の実現を目指して~

12月3日(土曜日)、オンラインと会場を設営しての講演会を開催しました。私たち、在宅医療・介護連携支援センターの業務の1つに「在宅療養」の普及啓発があります。医療や介護保険の制度、社会の価値観の変化等により、「病院で最期の時を迎える」時代から「住み慣れた場所で最期の時まで暮らす」ことを選択肢の1つとして考えられる時代になってきています。しかしながら、「在宅療養」を実現するためには、住み慣れた場所で「日常生活が成り立っている」ことが前提にあります。超高齢化のすすむ地域には、生活を送るために課題抽出をし解決に向けた取り組みを行っている地域が沢山あります。その取組みや地域だけでは解決できない課題の共有を目的として、今回の講演会を企画・開催いたしました。

当日は、開会前に「とびうめ@きたきゅう」の説明・登録勧奨を10分程度おこない、続いて講演会へと移っていきました。

[1部]は、北九州市社会福祉協議会地域福祉部部長の杉本真奈美様より『地域共生社会に向けた地域づくり 住民の支え合い「ふれあいネットワーク活動』をテーマにご講演をいただきました。社会福祉協議会は私たちの身近にあり、地域の支え合いを地域と共に活動してくれる頼もしい存在です。

続いての[2部]では、門司区・若松区・小倉北区より地域の課題や取組みについて発表いただき、意見交換を行いました。各地区ともに高齢化に伴う様々な課題に対して地域や他機関と何度も話し合いを重ね、より良い街づくりに取り組んでいることが分かりました。

大切なことは地域だけで課題を抱えず、協力・支援をしてくれる他機関を見つけること、そして風通しを良くしてコミニュケーションがはかれる関係性の構築ではないかと思いました。

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