開催日時:H29年10月12日(木)19:00~21:00
開催場所:小倉医師会介護サービス総合センター2階
テ ー マ:「自宅で看取った膵がんの一例~末期がんでも自宅で過ごす意味・限りある命に私たちは何ができるのか~」
事例提供:木村医院院長 木村 喜男先生
- ミニレクチャー:「膵がんの具体的な処方箋例、経過と在宅での看取り」 木村医院院長 木村 喜男先生
- 「ターミナル期の栄養管理」福岡県栄養士会 管理栄養士 鍬田 千津子氏
今回は、膵臓がん末期と診断され自宅療養を選択された患者様とそのご家族に対して、私たちは専門職としてどのようにサポートしていくのかを多職種で検討しました。
ミニレクチャーでは、「がんの緩和ケア」について木村 喜男先生に、また、今回の事例は、在宅医療への管理栄養士参画促進事業の対象事例でもあったため、鍬田 千津子管理栄養士より「栄養アセスメントと訪問栄養指導」でどのようなかかわりをしたのか、またターミナル期の栄養管理の基本や工夫点など、お話しいただきました。
今回、12職種130名の方々にご参加いただきました。事例説明の後、幾つかのグループに分かれ参加の医師よりすい臓がんについての予後や支援する際の留意事項などを説明していただき、その後地域包括支援センターの圏域ごとに分かれてグループワークを行いました。グループワークで出されたご意見は、まとめて報告書として参加事業所ごとにお渡しをしています。