令和8年度 第1回(全2回) 八幡在宅医療・介護従事者研修会を開催しました🍀
10月7日(水)、八幡医師会館にて「第1回 八幡在宅医療・介護従事者研修会」を開催し、68名の医療・介護職の方にご参加いただきました。
今回のテーマは、『看取り期における支援者の「不安」と「負担」を「しくみ」で変えよう』です。
看取り期の支援に携わる中で、「この対応でいいのかな?」「いつ・誰に、どのように相談したらいいのだろう?」と迷った経験はありませんか?
今回の研修会では、そうした不安や負担を個人の頑張りだけで解決するのではなく、チームで支え合う体制づくりについて学びました。
■ 看取り期の支援者が抱える不安とは?
講演のはじめに、研修会に先立って当センターで実施した事前アンケートの結果が共有されました。
アンケートでは、介護職・看護職ともに6割以上の方が看取りに不安を感じていることがわかりました。また、マニュアルの活用や職種ごとの役割認識などにも課題がみられました。
こうした結果から、支援者の不安には、個人の知識や経験だけでなく、職種ごとの役割認識や情報共有の仕組みが十分に整っていないことも関係している可能性が示されました。
今回の研修会は、現場の皆さまから寄せられた声を出発点に、安心して看取りを支えるために何ができるのかを考える機会となりました。事前アンケートにご協力いただいた皆さま、貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。
■ 日頃の関わりから、看取り期の支援を考える
講師には、株式会社ONMUSUBI代表取締役の眞鍋 哲子 先生をお迎えし、看取り期の支援について、具体的な実践や事例を交えながらお話しいただきました。
🌱「出会った時からACP」
講演では、眞鍋先生が実践されてきた**「出逢った時からACP(人生会議)」**についてお話しいただきました。
人生の最終段階について、いざという時に考えるのではなく、関わりはじめた時から本人やご家族の思いを大切にし、その人らしい生活を支援する方法について学びました。
🌱 状態の変化に応じた支援と、多職種での情報共有
看取りの時期に応じた支援のほか、医療職と介護職が情報共有ツールなどを活用し、それぞれの「気づき」をつないでいくことの大切さについてもお話しいただきました。
また、職種ごとの役割を整理し、現場で迷ったときにも相談・対応できる体制を整えることの必要性や、多職種が連携することで本人らしい暮らしを最期まで支えることができることを、施設・自宅での実際の看取り事例を通して、学びました。
■ 現場の「どう伝えたらいい?」を、次の学びへ
研修会後のアンケートでは、利用者の状態に変化を感じたとき、「いつ・誰に・何を・どのような言葉で報告すればよいのか」といった悩みも多く寄せられました。
そこで、第2回研修会では、こうした声をもとにグループワークを行います。
利用者の「なんだかおかしい」という変化に気づいたとき、何を観察し、どのように言葉にして他職種へ伝えたらよいのか。
よくある事例を通して、報告や相談の仕方を多職種の視点で考え、具体的に言葉にすることを目指します。
第1回・第2回それぞれの学びを通して、参加者の皆さまが日々の現場に役立てられるよう、工夫していきたいと思います。
眞鍋様、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
また、事前アンケートにご協力いただいた皆さまにも、心よりお礼申し上げます。
📊 第1回研修会アンケート結果
参加された皆さからいただいたご感想やご意見をまとめました。ぜひご覧ください。
📢 第2回研修会のご案内
「なんだかおかしい」を言葉にしよう
日時: 令和8年11月4日(水)19:00~20:30
- 申込締切: 10月26日(月)
※第1回研修会に参加されていない方もご参加いただけます。
「報告の仕方に迷うことがある」「他職種との連携について考えたい」という方も、ぜひご参加ください。






