【小倉】令和4年度第2回 在宅医療介護従事者研修会開催の報告

令和4年9月13日(火)18:30~20:00

令和4年度第2回 在宅医療介護従事者研修会を会場とオンライン併用のハイブリッド形式で開催しました。

今回の研修は、入院等に際して、家族や親族等に求められている「身元保証」について取り上げました。

テーマは『身寄りのない高齢者の医療同意・身元保証問題~サイン(署名)の目的について考える~』

申込みの段階で、オンライン(ZOOM)登録申込者の皆様に対して、「担当する利用者(患者)で、医療同意・身元保証問題で対応に困った経験の有無」について質問したところ、申込者数131名中、98名(75%)の方が「対応に困った」と回答されていました。(131名の職種内訳:CM69%、MSW等15%、看護師7%、他…)この問題に対して、いかに多くの医療・福祉従事者などの支援者が困った経験があるかがわかりました。

 

講師は、一般社団法人ぱるむ 代表理事の伊東良輔先生にお願いしました。

伊東先生の講演は、大変わかりやすく、法的根拠としての厚労省の通知・ガイドラインの紹介、事例を交えて、盛りだくさんでした。

できないことを主張し、批判するだけでなく、「できることは何か」、「取り組むべきことは何か」、医療・福祉の支援者として考える機会をいただきました。

また、質疑応答では、参加者から現場で困っていること、悩んでいることについて、多数ご質問を頂き、伊東先生にわかりやすくご回答頂きました。

 

講師の伊東先生、研修会にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

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会場は新型コロナウイルス感染対策として、マスク着用、入室時の検温、手指消毒の実施はもちろんのこと、換気の実施、150名ほど収容できる会場を30名定員とし、1テーブル1名で、座席間の間隔を広めにとっています。オンライン参加の方には、ZOOMウェビナーを使い動画配信する方式です。

(zoom申込の皆様は、スマートフォンでも視聴可能ですが、通信状況等により、映像・音声が不安定となることもありますので、安定したインターネット環境のあるパソコンでの視聴を推奨いたします)