【門司】令和4年度第1回門司区多職種連携研修会を開催しました

【令和4年度第1回門司区多職種連携研修会】
日時:8月26日(金)19:00~20:30
場所:ZOOMオンライン形式
テーマ:「精神科訪問診療の現状」~様々な問題を抱えている方への多職種での関わり方~

講師:医療法人和光会 一本松すずかけ病院 副院長
ホームクリニック小倉・八幡 精神保健指定医 中川 英成先生
ホームクリニック小倉 医療相談員 木村 隆也先生
ホームクリニック小倉 訪問看護師 村上 真理先生

中川先生からは、日本における精神科の歴史、法律の変遷からお話頂き、主な精神疾患、各症状への対応の仕方、認知症の理解、精神科患者・家族への基本的接遇など細やかにご講演頂きました。多職種で連携、役割分担し、根気強く支援を続けていくことで社会生活を取り戻していかれた患者様の事例など印象に残りました。
支援者として備えておきたい考え方や関わり方をご教授頂きました。

医療相談員の木村先生からは精神科の訪問診療をされている医療機関が少ないことなど精神科訪問診療の現状についてお知らせ頂きました。

訪問看護師の村上先生からは、訪問時に些細な変化も見逃さないよう心掛け、対応困難な場合でも患者、家族の思いを理解して信頼関係を築くことを大切にされているとお話頂きました。

参加者の方々からも新たな視点を得た、具体的な関わり方を知ることができた等、今後の支援に生かしたいとのご意見を多く頂きました。この研修会が精神科疾患を持つ方々へのより良い支援に繋がれば幸いです。ご参加ありがとうございました。

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