【小倉】令和3年度在宅医療介護従事者研修会~高齢者虐待編~(報告)

令和4年3月8日(火曜日)18:30~20:00に、ハイブリッド形式で開催しました。

『高齢者虐待と対応について』至誠法律事務所弁護士・弁理士 春田 康秀氏

『虐待通報のタイミングと小倉南区の動向』小倉南区統括支援センター社会福祉士 宮本 真由美氏

『高齢高齢者虐待~小倉北区の現状~』小倉北区統括支援センター社会福祉士 佐藤 昭代氏

春田弁護士からは、高齢者虐待を理解するための基礎となる「高齢者虐待防止法」についてご講演いただきました。また、虐待の類型や認定方法については、事例をまじえてお話いただき理解しやすかったです。春田弁護士のお話の中で『「通報」というと躊躇してしまいがちだが、福岡県のデーターからも分かるように通報されたケース全てが虐待ではなく、半数以上は虐待と認定されなかった。通報があればきちんと事実確認を行い判断を(行政が)行うので、臆することなく「通報」することが大切だ」というお話が印象に残りました。

小倉南北区の統括支援センターからは、小倉地区の高齢者虐待の現状をお話していただきました。新型コロナウイルス感染拡大によって、それまでの日常が非日常となり制約のある中では「虐待の通報者」に変化があったそうです。虐待に気づくポイントなどもお話がありました。『虐待かな?』と思ったら、利用者患者のお住いの圏域の地域包括支援センターへご相談をされてください。

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