昨年8月に開催予定でしたが新型コロナウィルス感染拡大のため延期としていましたが、ようやく3月2日(木)に開催することができました。
精神科との連携
~妄想性障害の2つ事例をもとに多職種連携について考える~
≪1部≫
事例1「妄想性障害の患者様の退院支援~地域生活を支えるための多機関連携~」
講師:南ヶ丘病院 医療連携室 精神保健福祉士 川口 裕太先生
事例2「医療介入を通して見えた支援の課題~家族を含めたサポートについて~」
講師:南ヶ丘病院 医療連携室 精神保健福祉士 軸丸 二季先生
1部では、南ヶ丘病院の精神保健福祉士のお二人の講師より、患者が入院に至るまでの経緯、入院後のソーシャルワーカーとしての関わりや退院に向けた他機関との調整などを詳しくお話いただきました。
治療と並行して、適宜患者・家族とアセスメントを繰り返しながら信頼関係を築き、必要に応じて情報提供や退院に向け必要な制度等の利用についての提案を丁寧に行っていることがわかりました。また、病識がない患者に対して、いかに認識してもらうかについては主治医やキーパーソンとなる家族と話合いながら取り組まれていました。
スーパー救急病棟についての説明も含まれており、大変勉強になりました。ありがとうございました。
≪2部≫
Salon de Renkei ~グループの多職種と自由に意見・情報交換~
会場とオンラインでそれぞれグループワークを3年ぶりに行いました。会場では、1グループの人数を少なめに編成し、また、グループ毎の間隔も空け感染予防に努めて実施しました。
会場では、グループを超えて名刺交換をされているご様子が見受けられました。グループワークを20分で設定しましたが時間が、あっという間に過ぎ時間不足感がありました。オンラインの方は、数名の方が2部開始と同時に退室され少し寂しいグループワークになり残念でした。しかしながら、久しぶりのグループワークは大変有意義なものとなり、改めて、多職種連携には対面でのコミニュケーションの大切さに気付くことができました。
アンケート結果はここをクリック