令和5年9月14日（木）19：00～20：30
令和5年度 若松区医療・介護従事者研修会を開催しました。
「成年後見制度につなぐために 本人を支援している関係者ができること」をテーマに
一般社団法人 北九州成年後見センター 行橋事務所所長 篠原 博幸先生にご講演をいただきました。
成年後見制度の基礎はもちろん、様々な事例に応じた対応方法等をとてもわかりやすくお話していただき、参加者の多くから大変参考になったとご意見をいただきました。また、事前質問で多くの質問をいただいた成年後見制度の申立てに必要な費用や公的補助についても詳しく教えていただきました。手続きには、費用だけでなく、時間も要するため、早めに準備をする必要性を学びました。そして、20歳未満の方で成年後見制度を利用する方が増加している現状を知ることができました。
今回の研修で得た知識は、今後、成年後見制度を利用中の方や、申立てを検討する方と関わる際に、対象者の状況に応じて、申立書類の準備や類型の変更、あるいは他の制度の選択、必要な機関へつなぐなど、適切な支援に結びつけるために役立つ内容で、大変有意義な研修会となりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。