【門司】令和5年度第二回多職種連携研修会を開催致しました

【令和5年度第2回門司区多職種連携研修会】

令和5年9月11日(月)19:00~20:30

第一部:グループワークによる事例検討会

第二部:講演会「認知症の理解」~認知症の人が住み慣れた地域で生活し続けるために~

講師:新門司病院院長 白川伸一郎先生

 

今年度の門司区多職種連携研修会の年間テーマは「認知症」。事例を通して「住み慣れた地域で本人の望む生活を続けるには」ということについて専門職と民生委員の方々とグループワークを行いました。

今回は、これまでの医療・介護・福祉専門職の方だけでなく、地域で活動を行っている民生委員の方々16名にご参加いただきました。参加者の皆さんからは「地域の方々の意見を聞きながらグループワークができてよかった」「初めて参加したが活発な意見が参考になった」「多職種との交流は今後も続けたい」「地域の関係づくりが大切」等と前向きな意見を多く頂きました。

特に熱心に地域支援を行って頂いている民生委員の方からは、「もっと深刻な事例にあっているのでつい先のことまで考えてしまったが、グループ内の意見で、今、本人の希望に沿って何が出来るのかを考えることが重要なことだと理解しました」と貴重なご意見を頂き、私たち専門職にとっても忘れてはならない大切な視点に改めて気づくことが出来ました。

また、第二部の新門司病院院長 白川伸一郎先生のご講演では、「認知症は病名ではない」こと、早期発見・早期介入の大切さ、認知症や介護を取り巻く問題等についてお話頂き、認知症の人が住み慣れた地域で生活するためにどのように支援を行うか、参加者それぞれの立場で考えるヒントを頂きました。

早期発見するためには地域の方による、気づきがとても大切です。

認知症の方が地域で暮らしていくためには、地域の方の見守りがなくては成り立ちません。

この研修会に参加いただいた医療・介護・福祉の専門職の方と、地域を支える様々な人たちがお互いの役割を理解し、スムーズな支援につながる一助となれば幸いです。

ご参加ありがとうございました。

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